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記事は筆者の体験と調査をもとに構成したもので、感じ方や効果には個人差があります。
あくまで参考情報のひとつとして、お読みいただければうれしいです。
40代になって、なんとなく「体が重いな」「疲れが取れにくいな」と感じるようになりました。
若いころは多少の無理も効いていたのに、最近はちょっと夜更かしするだけで翌日ずっとだるかったり。
そんな折に受けた健康診断で、LDLコレステロール値が基準値をオーバー。医師からは薬の提案もされました。
とはいえ、いきなり薬を飲むのはどうしても気が進まなかったんです。
そこで「まずは生活習慣を見直してみよう」と思い立ち、最初に始めたのがウォーキングでした。
朝や昼のちょっとした隙間時間に歩くだけ。ランニングのように気合いを入れる必要もないし、器具やジム通いも不要。
そんな気軽さもあって、無理なく始められました。
気づけば3ヶ月以上が経ち、少しずつ「なんとなく体が整ってきた」ような実感も出てきたこの頃。
今回は、そんなわたしのウォーキング習慣と変化について、ゆるく正直に書いてみたいと思います。
きっかけは、薬を飲みたくなかったから
40代になると、年に一度の健康診断がどこか“通知表”のように感じられるようになってきました。
数値に一喜一憂することが増え、「今年は大丈夫かな…」とやや構えて結果を待つ、あの独特の緊張感。
そんな中で、わたしはLDLコレステロールの数値が基準値を上回っていると指摘を受けました。
医師からは「このままの生活を続けるようであれば、お薬の検討も必要になりますね」と、穏やかな口調ながらもはっきりとした提案を受けました。
その瞬間、頭の中が少しざわついたのを覚えています。
もちろん命に関わるようなレベルではないし、「今すぐ治療が必要」というわけではなかった。
でもだからといって、“何もしなくてもいい”というわけでもない。
どこかで「このまま放っておくと、どんどん生活習慣病の方向に進んでしまうのでは…」という小さな不安が膨らんでいきました。
わたしにとって薬を飲むというのは、“日常が一歩、治療側に傾いた感覚”で、まだそこに踏み込みたくないという思いがありました。
できることなら、自分の暮らしのなかで立て直せるならそうしたい。
そんな思いから、「自分にできることはなんだろう?」と考えるようになりました。
思い出したのは、以前どこかで読んだ「ウォーキングは血流改善にも、ストレス発散にもいい」という情報。
ジムに通う元気はないし、ランニングはハードルが高い。
でも“歩くだけ”なら、自分にもできるかもしれない。そう思ったのです。
実はその時点で、運動不足は自覚していました。
在宅勤務が続いていて、気がつけば一日1000歩も歩いていない日がざらにある。
それならまずは、歩くところから始めてみようと。
特別な靴もウェアも買わず、気分転換も兼ねてとりあえず外に出てみる。
最初はそんな、ほんの少しのきっかけでした。
でも、そういう“気軽さ”こそが、今思えばこの習慣を続けられた理由だったのかもしれません。
当初は1日1万歩目標。朝も昼も、隙間時間も歩いていた
ウォーキングを始めたばかりの頃、わたしはアプリで歩数を記録するのがちょっとした楽しみになっていました。
「今日はどれくらい歩けただろう」と日々チェックしながら、当初の目標は“1日1万歩”。
わかりやすい目標があることで、モチベーションも保ちやすかったのです。
朝は、むすめを保育園に送ったあと、そのまま遠回りして15分ほど近所を歩いてから帰宅するのが日課に。
小さな川沿いや、公園の外周をゆっくり歩くと、少しずつ頭が目覚めていくような感覚がありました。
昼は在宅勤務の合間、昼食後に30分ほどの散歩。
いつもより遠いスーパーまで足を延ばしたり、公園のベンチでひと息ついたり。
歩くことそのものを「用事」に組み込むような過ごし方をしていました。
それでも、朝や昼に歩くだけでは1万歩には届かない日も多くて。
そこで意識するようになったのが、“スキマ歩き”でした。
たとえば、ちょっとした買い物や図書館への返却など、以前ならネットで済ませていたような用事も、あえて徒歩で出かけるようにしてみたんです。
「どうせなら歩こう」という気持ちが芽生えてからは、移動そのものがちょっとしたリフレッシュにもなってきました。
そうしてみると、日常の中にも「歩けるタイミング」は案外多いことに気づいたのです。
ただ、仕事も家庭もそれなりに忙しい中で、毎日1万歩を達成し続けるのは正直なところ負担でもありました。
そのうち、「今日はここまででいいかな」とか、「歩けるときに歩けばいい」と思えるようになっていきました。
数字にこだわりすぎず、気持ちの余裕を大事にする。
いまは“頑張るウォーキング”ではなく、“気分転換のウォーキング”。
そんな緩やかな位置づけで、歩く習慣は自分の暮らしに根づいています。
歩くと、頭の中がスッキリする
ウォーキングを習慣にしていく中で、わたしが一番最初に実感したのは、「気分が軽くなる」という心の変化でした。
朝でも昼でも、歩き出して数分もすると、頭の中のモヤモヤが少しずつ晴れていくような感覚がありました。
たとえば、仕事でちょっと引っかかっていたことや、家のことで悩んでいたことが、
歩いているうちに「まあ、こういう見方もあるかもしれないな」と思えたり、
「今すぐ決めなくてもいいか」と少し気持ちに余裕が出てきたりすることがあります。
特にわたしは、ひとりで考えすぎて煮詰まりやすいタイプ。
そんな自分にとって、歩くという行為は「思考の循環」を取り戻すような時間になりました。
また、歩いているとふと何かのアイデアが浮かんでくることもあり、
最近ではスマホの音声入力機能を使って、その場で思いついたことをメモするのが習慣になっています。
考えようとしても出てこなかったものが、歩いていると自然に湧いてくる——そんな不思議な時間です。
そして、もうひとつ感じた変化が「寝つきの良さ」。
朝や昼に日光を浴びながら体を動かすことで、夜になると自然に眠くなるサイクルができてきたように思います。
以前はベッドに入ってもスマホをダラダラ見てしまって、気づけば深夜——という日も多かったのですが、
今はそういうことがだいぶ減りました。
とくに日中にしっかり体を動かせた日ほど、布団に入ったときの“眠気の訪れ”が自然です。
目を閉じてからあれこれ考え込まずに済むので、結果として睡眠の質も高くなってきたような気がします。
朝の目覚めがスッキリしていると、それだけでその日がちょっと前向きに始められる。
この変化は、ウォーキングを習慣化していなければ得られなかったものかもしれません。
「運動しなきゃ」「健康のために頑張らなきゃ」という気負いよりも、
「少し歩いた方が気持ちいいから、歩こうかな」という自然な気持ちが出てくるようになった。
それがきっと、わたしにとってウォーキングが“無理のない習慣”として続いている理由なんだと思います。
数値改善が見えたことで、無理しない続け方にシフト
ウォーキングを始めて3ヶ月ほど経った頃、ちょうど再検査のタイミングがやってきました。
もともとの健康診断でLDLコレステロールの数値が高く、医師からは生活習慣の見直しを勧められていたんです。
今回の再検査は、その結果を見直すためのものでした。
何度か受けてきた検査ではありますが、今回はどこかいつもと違う感覚がありました。
生活を変えた手応えが、少しだけ自信につながっていたのかもしれません。「少しは結果に出ているといいな」そんな淡い期待と、「あんまり変わっていなかったらどうしよう」という不安が入り混じった気持ちで、検査を受けたのを覚えています。
結果を見たとき、正直ホッとしました。 LDLコレステロールの数値が、前回よりも明らかに改善していたんです。 もちろん、完璧に基準内に収まったわけではありません。 でも医師から「この調子で生活習慣を続けられるなら、お薬は必要ないでしょう」と言われたとき、 「ああ、やってきたことに意味はあったんだな」と感じられました。
それまでは「ただ歩くだけで、そんなに変わるものなのか?」と、 どこか半信半疑の気持ちも残っていたのですが、 数値という“見える結果”が出たことで、小さな自信と安心につながった気がします。
とはいえ、毎日1万歩を目指して生活を組み立てるのは、現実的にはやはり大変。 時間も体力も、無限にあるわけではありません。 今は「今日はよく歩けそうだな」という日には長めに歩き、 疲れている日は「近所を10分だけ」でもよしとする。 そんな“ゆるやかで柔軟なスタイル”に落ち着いています。
それでも、完全にやめてしまうことはなく、週に3〜4回は「今日は外に出よう」と思って散歩に出かけています。 特別なルールもノルマも設けずに、気分に合わせて歩く。 それが今のわたしには一番合っているように思います。
まとめ|歩くことで、自分の体とちょっと仲良くなれた気がする
運動があまり得意ではないわたしにとって、「歩くだけでいい」というのはとてもありがたい選択肢でした。 特別な装備もいらないし、ジムに通う必要もない。 忙しい日常の中でも、自分のペースで、気軽に取り入れられるという点で、 ウォーキングは“はじめて続いた運動”といえるかもしれません。
最初は「数値を下げるために」と始めたウォーキングでしたが、 続けていくうちにそれ以上に大きな変化を感じるようになりました。 それは、気持ちの面での軽さや、身体感覚の変化といった、“なんとなく整ってきた”という感覚です。
たとえば、以前は夜ベッドに入ってもなかなか寝つけず、 スマホを見ながらダラダラと過ごしてしまうことがよくありました。 「眠らなきゃ」と思うほど焦って、余計に寝つけない——そんな悪循環が続いていたのです。
でもウォーキングを始めてからは、外で日光を浴びて歩いた日の夜ほど、自然と眠気が訪れることに気づきました。 頭の中もリセットされているからか、布団に入るとすんなり眠れる。 朝の目覚めも以前よりスッキリしていて、「あ、ちゃんと眠れてたんだな」と実感することが増えました。
数値の改善ももちろん嬉しいことでしたが、 それ以上に「よく眠れるようになった」「気持ちが安定するようになった」という 毎日の中の小さな変化が、わたしにとってはすごく大きなことだったのだと思います。
いまでは、歩くことは“ひとりの時間”であり、“自分と向き合う時間”でもあります。 どこかざわついた気持ちがあるときも、ちょっと歩くと落ち着く。 体を動かすことで、心まで少し整っていく——そんな実感があります。
そしてそれは、40代という“変わり始める時期”にあるわたしにとって、 とても大切な習慣になりつつあると感じています。
わたしの場合、こうした“心身のリズム”を整えることが、結果的に睡眠の質にもつながったように感じています。
実は最近、寝具を見直してみたら、さらにぐっすり眠れるようになったという体験もありました。
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