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記事は筆者の体験と調査をもとに構成したもので、感じ方や効果には個人差があります。
あくまで参考情報のひとつとして、お読みいただければうれしいです。
「NHKって、ちょっと高くない?」
家計の見直しをしていたとき、ふとそんなことを思いました。
それまでずっと当たり前のように引き落とされていた受信料。でも、改めて考えてみると、最近はまったくNHKを観ていないことに気がついたのです。
むすめがまだ小さかった頃は、Eテレの「おかあさんといっしょ」などにはずいぶん助けられていました。食事の準備中や寝かしつけの時間、親のペースを整えたいタイミングで、安心して子どもに見せられる番組があることは、とても心強かったです。
ただ、その時期も過ぎ、保育園に通うようになってからは、テレビの存在感が少しずつ薄れていきました。
むすめの興味もアンパンマンやプリキュアなど、他のコンテンツへと移っていき、気がつけばEテレはまったく観なくなっていました。
それでも、習慣のように続けていたNHKとの契約。なにも考えずに払い続けていたその金額に、改めて「これって今の自分たちにとって必要なんだろうか?」と問い直すことになったのです。
NHKは高い?家計見直しで感じた違和感
2025年6月現在、NHKの受信料(衛星契約)は月額1,950円、地上契約は月額1,100円です(継続振替の場合)。支払い方法によって多少の差がありますが、ここでは標準的な金額で比較してみたいと思います。
最近はサブスクをいくつか併用している家庭も多く、わたしの家でもAmazon PrimeやNetflixが日常の一部になっています。
普段使っているサービスと比べてみると、思った以上にNHKの金額は高く感じられました。
料金比較表(2025年6月現在)
サービス | 月額料金(税込) | 年額換算(税込) | 備考 |
---|---|---|---|
NHK(衛星契約) | 1,950円 | 23,400円 | 地上波+BS/CS含む |
NHK(地上契約) | 1,100円 | 13,200円 | 地上波のみ |
Amazon Prime Video | 600円(※年払い時は月換算492円) | 5,900円 | 年払いで割引あり/学割あり |
Netflix(広告つき) | 890円 | 10,680円 | 広告あり、2台同時視聴 |
Netflix(スタンダード) | 1,590円 | 19,080円 | 広告なし、2台同時視聴 |
Netflix(プレミアム) | 2,290円 | 27,480円 | 4K/HDR、4台同時視聴 |
家計の見直しというのは、地味ですが一度やってしまえば大きな変化につながることがあります。
わたしの場合も、スマホのキャリアや保険の見直しをしていた延長で、なんとなく気になったのがNHKの受信料でした。
Amazon PrimeやNetflix、YouTube Premiumなど、今はサブスクでのコンテンツ利用が中心になっています。
これらは「好きなときに観られる」「家族全員が使っている」といった実感があるのですが、NHKだけは、今となっては誰も観ていない。それなのに、しっかりと料金は発生している。
もちろん、NHKの番組にも価値があることは理解していますし、報道や災害情報など社会的な役割も大切です。ただ、「わたしたちの今の暮らしにとって必要か?」と考えると、答えは自然とNOになりました。
一度立ち止まって考えてみたことで、「これも見直していいものの一つかもしれない」と思うようになったのです。
スマートテレビに変えたら、NHKの解約もスムーズだった
まず、スマートテレビとは、インターネットに接続して動画配信サービスやアプリを使えるテレビのことです。最近では、地上波チューナーが搭載されていないモデルも増えており、YouTubeやNetflix、TVerなど、好きなコンテンツを“選んで観る”スタイルに適しています。
ちょうどその頃、リビングに置いていたテレビの調子が悪くなり始めていました。
リモコンの反応が鈍くなったり、画面が暗く感じたり、もう何年も使っていたこともあって「そろそろ買い替えどきかな」と思っていたところ。
もともとAmazon Fire Stickを使ってYouTubeやPrime Videoを観ていたので、正直、地上波がなくてもそれほど困らないかもしれないと感じていました。
NHKの解約には「受信設備がないことを証明できる書類」が必要になると事前に調べて知っていたので、地上波が映らないスマートテレビへの買い替えは、解約手続きを検討するうえで有効な選択肢の一つでした。
近所の電気屋さんでテレビを下取りに出し、引取証明を発行してもらい、それをもとにNHKのカスタマーセンターに連絡。
電話ではいくつか確認されましたが、「テレビを撤去した」「今後は地上波の受信ができない環境になった」という点を説明したところ、比較的スムーズに手続きを進めることができました。
※受信設備がないことを示す方法として、「撤去証明」「部屋の写真」「住民票と誓約書」などが求められる場合があります。
NHKの解約方法と必要なこと(2025年6月時点)
1. 解約できる主な条件
- テレビなどの受信機をすべて廃棄・譲渡・故障などで「受信できる機器が一切なくなった場合」に限り、解約が認められます。
- 世帯が消滅する場合や、他世帯と同居して受信契約が一本化される場合も対象です。
2. 解約の手続き方法
- NHKふれあいセンター(営業)に電話で連絡し、解約の意思を伝えます。
- 所定の「解約届出書」が送付されるので、必要事項を記入し、署名・捺印して返送します。
- 受信機を廃棄・譲渡した場合は、家電リサイクル券や譲渡証明書など、証明書類の提出を求められることがあります。
- 世帯同居による解約は、NHK「受信料の窓口」ウェブサイトからも申し込み可能です。
3. ネット受信契約の解約(2025年10月以降)
- スマートフォンやパソコンなど「NHKを視聴できる端末をすべて手放した」ことを証明する必要があるとされています。
- 具体的な証明方法は検討中ですが、現時点では「端末の廃棄・譲渡」など、受信機廃止と同様の扱いが想定されています。
- アプリの削除だけで解約できる可能性は低いとの見方が強いです。
4. 注意点
- 「NHKを視聴できる端末が一切ない」ことを証明できない場合、解約は認められません。
- 受信契約は「入ったりやめたりが簡単にできる」サブスク型サービスとは異なり、解約のハードルは高めです。
スマートテレビだけでも、意外と困らなかった
実際にスマートテレビのある生活に変わってみて感じたのは、「地上波がなくてもまったく困らない」ということでした。
むすめたちはYouTubeで好きなアニメやダンス動画を観ていますし、大人はPrime Videoで映画やドキュメンタリーを楽しんでいます。
ニュースやドラマも、TVerを使えば見逃し配信でカバーできます。
以前のように、特に理由もなくテレビをつけっぱなしにしておくことがなくなり、
「何か観たい」と思ったときだけ電源を入れるという、ちょっとだけ丁寧な視聴スタイルになった気がします。
地上波のにぎやかさやCMの多さに触れることがなくなったことで、テレビを観る時間がより“意味のあるもの”になったように感じています。
久しぶりに実家で地上波の番組を観たときには、これまで当たり前だったテレビの視聴スタイルに、改めて自分との距離を感じるようになりました。
まとめ|“契約をやめた”というより、“自分たちに合う形を選んだ”だけ
今回、NHKを解約したからといって、NHKそのものを否定したいわけではありません。
子育ての初期には本当に助けられましたし、番組の質も高いものが多いと感じていました。
ただ、暮らしは変わっていきます。
子どもが成長し、家族の生活リズムや視聴スタイルが変化するなかで、以前のままの契約が“今の自分たちに合っているか”を問い直すことは、大切なことだと思います。
わたしたちは「スマートテレビ」という選択肢によって、“完全にテレビをなくす”のではなく、“自分たちに合うかたち”でテレビとの関係を整えることができました。
スマホのキャリアや保険も同様で、「とりあえず続けている」契約を一度見直すだけで、気持ちも生活もすっきりします。
これからも、そうした“暮らしの余白”を整えるような見直しを、少しずつ進めていきたいと思っています。
その過程も、また別の記事でご紹介できればと思います。
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※ 本記事には筆者の体験談・感想・主観が含まれています。
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