顔の角質はもしかしたら老人性いぼかも、出来てしまう原因と対策とは

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記事は筆者の体験と調査をもとに構成したもので、感じ方や効果には個人差があります。
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40代に入ってから、ふと鏡を見ると「あれ?」と思うことが増えてきました。特に最近気になったのが、目のまわりにできた小さな黒っぽいポツポツ。触ってみると、少し盛り上がっていてザラッとした感触があります。最初は角質かな、乾燥かなと思っていたのですが、どこか違和感が拭えず調べてみると、「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)」あるいは「老人性いぼ」と呼ばれるものかもしれないとわかりました。

年齢とともに、シミやしわ、そしてこうした“なんとなく気になる”肌の変化が少しずつ増えてきます。今回は、老人性いぼについて、わたしが気になって調べたこと、医療情報としてわかっていることをまとめてみました。

目次

老人性いぼ(脂漏性角化症)ってどんなもの?

「脂漏性角化症」は、加齢に伴って皮膚に現れる良性の腫瘍です。「老人性いぼ」とも呼ばれ、見た目は茶色〜黒っぽい色味で、少し盛り上がったような形をしています。大きさは数ミリ程度の小さなものから、1センチを超えるものまでさまざまで、表面はザラザラしているものもあれば、ツルッとした質感のものもあります。

顔、頭、首、手の甲、胸や背中など、紫外線を浴びやすい部位に特に多く見られますが、実際には体のどこにでもできる可能性があります。目のまわりにできると、見た目に影響しやすく気になる方も多いようです。

なお、ウイルス性のいぼ(尋常性疣贅など)と違って、脂漏性角化症は感染性はありません。痛みやかゆみも通常はなく、基本的に放置しても健康に害を及ぼすことはないとされています。

なぜ40代から増えてくるのか?

脂漏性角化症の大きな原因は加齢と紫外線だと考えられています。加齢によって、肌のターンオーバー(皮膚再生のサイクル)が乱れやすくなり、メラニン色素(シミのもと)が排出されにくくなります。さらに、紫外線によるダメージや乾燥、日常の摩擦なども皮膚への刺激となり、こうしたいぼ状の変化が起こるとされます。

また、紫外線を浴びやすい部位に多く見られる一方で、体幹や陰部など通常あまり日光に当たらない部位にもできることがあり、加齢に伴う皮膚の再生能力の低下や遺伝的素因などが影響しているともいわれています。

発症年齢は幅広いですが、40代を過ぎたころから明らかに増え始める傾向があり、50〜60代ではごく一般的に見られます。80代ではほとんどの人に何らかの脂漏性角化症があるとされるほどで、まさに“老化現象”の一部といえるでしょう。

シミ・しわとの違いは?

脂漏性角化症は、色味だけを見ると「シミかな?」と見間違えやすいのですが、触ると少し盛り上がっているのが特徴です。シミは皮膚の内部にメラニンが沈着している平坦な状態ですが、脂漏性角化症は皮膚の表面が物理的に隆起していて、腫瘍の一種という位置づけになります。

また、表面がガサガサしていたり、厚みがあったりすることが多いため、肌触りでも違いを感じることがあります。ただし、実際には見た目だけでは判断がつきにくいこともあるので、「色が濃い」「盛り上がってきた」「数が増えてきた」といった変化があれば、一度皮膚科での診断を受けることも検討してよいかと思います。

自分でなんとかできる?セルフケアと注意点

「できれば自分でなんとかしたい」と思う気持ち、わたしもあります。市販のピーリングジェルや角質除去クリーム、尿素配合クリームなどを使えば、目立たなくなるのでは?と考えてしまいますよね。

けれど実際には、脂漏性角化症は皮膚の深い層にできる良性腫瘍であるため、これらのセルフケア製品では除去することはできないそうです。市販のAHA/BHA配合のピーリング剤などは、あくまで表面の角質を柔らかくする程度の効果にとどまり、脂漏性角化症そのものを取り除いたり目立たなくしたりする効果はありません。

また、自己判断で肌を強くこすったり、酸性の製品を過度に使ったりすると、炎症や色素沈着といったトラブルにつながる可能性もあります。尿素クリームも同様で、乾燥を和らげたり角質を柔らかくする効果はありますが、脂漏性角化症を消す効果はありません。

つまり、セルフケアでは限界があるというのが現実です。肌に刺激を与えすぎず、まずは保湿や紫外線対策を丁寧に行うことが、安全で現実的な方法なのかなと、今のわたしは感じています。

除去したいと思ったら?美容皮膚科での方法まとめ

脂漏性角化症が気になって、除去を考える場合は皮膚科や美容皮膚科での治療が基本になります。方法はいくつかありますが、それぞれにメリットと注意点があるので、自分の希望や部位、費用感に合わせて選ぶことが大切です。

  • 液体窒素(凍結療法)
    • 保険適用で比較的安価(数百円〜)
    • 痛みがある/色素沈着が残ることがある
    • 厚みがある場合は複数回の施術が必要なことも
  • 炭酸ガスレーザー
    • 一度の施術で除去できることが多く、再発も少ないとされています
    • 費用は自費で1万円前後〜
    • 顔など目立つ部位におすすめだが、紫外線対策が必須
  • 電気焼灼(電気メス)
    • 盛り上がった病変に効果的とされる方法
    • 出血や痛みがある/術後のケアが必要
  • 外科的切除
    • 悪性の可能性がある大きな病変に適応
    • 傷跡やダウンタイムあり。病理検査も可能

いずれの方法も、治療の効果や経過には個人差があり、適切な治療法の選択には医師の診断が欠かせません。わたし自身はまだ除去を受けてはいませんが、こうして情報を知っておくだけで「選択肢があるんだな」と少し気が楽になりました。

まとめ|気になることがあればまずは選択肢を考えてみる

40代を過ぎると、色々と体調の変化や、外見の変化が出てくると思います。

そんなときはどのような選択肢があるかを調べておくと、安心できるかもしれません。

このブログでは40代男性からの外見の悩みについても記事を書いているので合わせて読んでみてください。

顔のシミやしわについてはこちらの記事でまとめています。
👉 40代男性も気にしたほうが良い?顔のシミとしわが出来る原因と対策

顔以外にも40代の清潔感についての記事を書いています。もしかしたらこちらの記事も参考になるかもしれません。
👉 多汗症・脇汗にどう向き合えばいい?治療法を調べてみた


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